心の闇が、たしかにある。
わたしの闇に何があるだろう。
弱さ、頑なさ、残酷さ、
冷たさ、愚かさ、かっこ悪さ、恥ずかしさ。
闇の中に、私は観る。
摩擦、抑圧、孤独。
悲しみ、居たたまれない淋しさ。
怒りに嵌り、涙に浸かり、
弱ささえ面白がる強さを見つける。
見つけた強さも、
強がる弱さと気づき、
動けなくなりそうな自分に声をかける。
大丈夫だよ。
出てきていいよ。
一緒にいるよ。
闇は、わたしの敵じゃない。
そこに、どんな自分がいようと、
どんな闇を抱えていようと、
私は、わたしの手を離さない。
私だけは、わたしの闇をまるごと引き受けよう。
それは、私の闇だから。
闇を赦せない自分がいても、その自分を包む。
包めない自分がいても、それすら包めて赦す。
どこまでも、どこまでも、
そこには終わりがないことを、心に留めて生きていこう。
闇と繋がる力が、
光を見つける新たな源。
光と闇のコントラスト。
それを見つめる私でいよう。
闇とともに、わたしがいる。
闇とともに、私の光がある。